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紙風船海报封面图

紙風船

剧情
2011-03-26日本上映 / 117分钟
简介

東京芸大大学院出身者四名による岸田國士の一幕もの戯曲四編の映画化。いずれも舞台は現代の鎌倉、江ノ島周辺に移されている。それぞれ日常のなかで展開する軽やかな不条理劇のような雰囲気の作品に仕上がっていた。四編のなかで一番私が好きなのは秋野翔一監督による表題作、「紙風船」である。この作品は舞台でも見たことがある。映画版はほぼ原作を踏襲しているように見えた。映画では仲村トオルと緒川たまきの二人芝居。倦怠感が漂い始めた頃の夫婦の微妙な距離感が写実と不条理が混じり合う奇妙な空気の中で描き出される。緒川たまきは出ているだけですばらしい。あの大きな目の視線の強さとおかっぱ頭のインパクト、そこからのびるうなじの美しさ。仲村トオルと夫婦役なんて、この組み合わせ自体おとぎ話のようだ。仲村トオルのぼーっとして不器用な感じも今回の『紙風船』の雰囲気にはよく調和していた。 大後寿々花主演の「あの星はいつ現はれるか」も好きだ。江ノ島の高校生カップルの話に置き換えられていた。

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