原作:夏樹静子「第三の女」(角川文庫:刊)パリ郊外のホテルで暗闇の中、対面した男女。彼らは心に殺意を秘めた者同士、チャットでその思いを語り合っていた。男は国立北九州大学医学部に勤務する小児科医・大湖浩平(村上弘明)。上司である医学部の悪徳教授・ 国立北九州医大の吉見昭臣(津川雅彦)を殺したいと女に打ち明ける。“あなたが殺したい女は?”、大湖の問いに女は“永原翠…箱根にあるホテルの娘”と答え、女は自らを鮫島史子と名乗った。 大湖は、箱根の鮫島史子に教えられたホテルの近くで永原翠(小沢真珠)のピアノコンサートのポスターを目にする。そこで翠の妹である永原茜(菊川怜)と知り合う。 一方、大湖の病院に不動産屋から電話がかかってくる。“鮫島さん”から大湖への物件紹介を依頼されたという。“鮫島”と聞いて、不動産屋に急行する大湖。 そのころ、市内のホテルでは吉見教授を囲む会が開かれ、そこに謎の女が現れる。その後、大湖は、訪ねてきた薊野刑事(佐藤B作)から吉見が不審死したことを聞かされる。鮫島史子が実行したのに違いないと確信する大湖。今度は自分が手を下す番だが…。
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