ある日、探偵の左文字進(水谷豊)は余命わずかな大道寺龍三(有川博)から奇妙な依頼を受けた。遺産相続人として指名したい女性に、それを受ける意思の有無を確認したいようだ。左文字はその女性・夏葉(映美くらら)と会うが、彼女は遺産を相続する気はないという。翌日、龍三に報告した左文字は“残る家族である妻・加代子(芦川よしみ)と娘・美並(橘実里)が亡くなった場合は、遺産から3千万円を自分に贈る”と言われ感動する。左文字が事務所に戻ると、夏葉が待っていてストーカーの調査を依頼してきた。 数日後、龍三が亡くなったと知らせを受け、左文字は大道寺家を訪れる。大広間で龍三の遺体に別れの挨拶をした左文字は加代子を別室に呼び出した。呼び出された加代子は、左文字に絞殺されてしまう…。 数時間後、大道寺家を訪れた左文字は愕然とする。加代子が殺されており自分が容疑者として疑われているのだ。全く身に覚えのない左文字は容疑を否定するが、防犯カメラに映っているのは紛れもなく左文字本人だ。失意の左文字は後日、夏葉にストーカーの調査を降りると告げるが、逆に慰められた。幼い頃のことを聞かれた左文字は幼少期を過ごした横浜を訪れる。そこで旧知の梶牧師(品川徹)から左文字の双子の弟らしい男が母の墓前にいたことを聞いた。その男は人相が左文字にそっくりで…。
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