3・11の被災地に、「復興に役立ちたい」と全国から集まってきた若者たち。だが、途方もない規模の被害を前に、「助けに来た」という気負いは瓦解する。それでも、被災者たちの「ありがとう」の一言が若者たちの心を捉え、彼らを現場から離さない。 「自分は人の役に立ち、感謝される存在」なのだという自覚に、彼らは“生きている手応え”“自らの存在意義”を発見していく。
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