黒の奔流

弁護士・矢口孝（渡瀬恒彦）は、強盗殺人容疑の被告・阿部千鶴（さとう珠緒）を無罪に導く。勝訴には、先輩事務所から派遣された岡橋由基子（純名りさ）の協力もあってのことだった。妻・杏子（片平なぎさ）の父の跡を受け継いできた矢口だったが、この一件でマスコミにもてはやされ、大企業の顧問弁護士に請われるなど、活動の場が広がる。それにつれ、由基子とも関係が深まってゆく。そんな矢口の前に、ある日、千鶴が現れる。歯車が狂い始める。骨太に、グイグイと引っ張ってゆく。どんでん返しにつぐ、どんでん返し。状況が変わるのにつれ表情を変えていく渡瀬。さとうの、まったりとした話しぶりが、女の怖さを増幅させる。【「朝日新聞」2002/09/28付「試写室」より引用（署名・あ）】法律監修・本村健太郎。ロケ協力・平安祭典、BS朝日、平川館、七沢荘、品川インターシティ、日本交通公社、関西ペイントほか。協力・松本清張没後10周年記念事業推進委員会、エヌ・エヌ企画、北九州市立松本清張記念館、日本文学振興会松本清張賞事務局、 キー局 ANB 放送曜日 土 放送期間 2002/09/28～2002/09/28 放送時間 21:00-22:51 放送回数 1 回 連続/単発 単発 番組名 土曜ワイド劇場 原作 松本 清張「種族同盟」より 局系列 ANN 制作会社 松竹、ANB 制作 （制作担当・法村 勝）（制作主任・根津 文紀）（進行・大熊 敏之）（スクリプター・構木 久子） 企画 （企画協力・電通ミュージック・アンド・エンタテインメント）